積立NISAの教科書

SBI証券の積立NISAで選びたいおすすめ運用商品3選・全世界株式型編

\\*ベンチャー投資で節税効果も?*//   \\*あなたの価値、実は過小評価?*//

あくまくん
あくまくん
全世界型株式はどういう人が運用に使ったらいいの?
てんしちゃん
てんしちゃん
「比較的長期で運用したくて、値上がり益も大きく狙いたい、でもできるだけリスク分散はさせておきたい」って人におすすめだよ!

中長期での資産運用、それもつみたてNISAのような積立形式での運用の場合にはいわゆる「時間を味方につけた」運用法となっていて、株式を中心とした値上がり益も期待できる投資がおすすめになっています。

ひと言で株式を中心とした運用といっても、投資経験が浅い方にとってはどのファンドを選べばいいのかわからないという方も少なくないでしょう。

さらに言えば「運用や管理ができるだけ必要ないものが良い」という方も少なからずいることと思います。

そこでおすすめなのが、「株式比率100%ながら全世界に投資することでリスク分散も図れる」全世界株式型のファンドを使った運用です。

今回はその全世界株式型のファンドに焦点を当て、「全世界株式型での運用がおすすめな人」や「おすすめの全世界株式型ファンド」について解説していきます。

つみたてNISAで株式比率100%×リスク分散=全世界株式型ファンドで運用

つみたてNISA株式型ファンド比較表
あくまくん
あくまくん
株式比率100%でリスク分散効果ってどういうこと?
てんしちゃん
てんしちゃん
日本株のみへの投資だと、日本の政治・経済的なリスクだけで大きく成績が左右されるんだ。
全世界株式型だと数10か国の数1,000銘柄へ幅広く投資することで1か国の政治・経済的なリスクに左右されにくい運用ができるんだよ

もちろん全世界株式型の運用商品とはいっても、ほとんどの全世界株式型ファンドは基本的には企業の時価総額を大きな基準の1つにしています。

そのため世界的大企業が多い米国への投資比率が約5割程度を占めるファンドがほとんどになっており、厳密にはリスク分散効果が高いとは言えないのでは、という側面もあります。

しかし時価総額を基準にした全世界株式型ファンドの場合には全世界の投資可能な市場時価総額の9割以上をカバーできるような設計となっており、そうした点で観ればリスク分散効果も高い商品だといえるでしょう。

全世界株式型ファンドなら中国・台湾・インド等注目の新興国株式への投資も

楽天・全世界株式インデックスのベンチマーク『バンガード・トータル・ワールド・ストックETF』北米・欧州はもちろん中東や注目度高いアジアの国々にも幅広く投資

投資対象国数以外の面で全世界株式型ファンドで運用するメリットが、「今後急激な経済成長が期待できる国へも早い段階から投資できる」ということです。

あくまくん
あくまくん
新興国への投資なら他のファンドでもできるよね?
てんしちゃん
てんしちゃん
株式比率100%で運用したいなら管理する手間や手数料考えたら全世界株式型ファンドで運用するのが一番良いんだよ!

今後人口の増加や経済成長によって今現在は新興国に分類されている中国やインド、台湾などの国々に投資するには、全世界株式型ファンドで運用する必要があります。

株式比率100%で運用する場合には新興国株式型のファンドを活用すればもちろん中国・インド等へも投資はできます。

しかいそうした新興国株式ファンド中心での運用は政治経済的なリスクが高くなりますし、さらにその他のファンドタイプのものと組み合わせるにしても運用管理という点での手間や手数料等の問題からおすすめできません。

つみたてNISAを全世界株式型ファンドで運用する場合の注意点

「全世界株式型ファンド」と一括りにしても、ファンドによって運用成績は大きく異なる場合も少なくありません。

それはファンドによってベンチマークとして採用する株価指数が違ったり、ベンチマークが同じでも連動を目指すのに採用する方法が違うという点で発生するズレが原因です。

そこでおすすめの全世界株式型ファンドを紹介する前に、ファンド選びをするうえで注意しておくポイントを2つ紹介しておきます。

ベンチマークが同じ株価指数でも運用成績には差が出る

あくまくん
あくまくん
どのファンドも世界中の株式に投資するなら信託報酬だけみて選べばいいんじゃないの?
てんしちゃん
てんしちゃん
ベンチマークにする株価指数でも多少の差は出るし、ベンチマークが同じでもどういったETFの組み合わせで運用するか、とかでも差が出るんだよ!

「同じ株価指数をベンチマークとしていれば運用成績も全く同じになる」と考えてしまいがちですが、実はそうではありません。

信託報酬による差もありますが、「どういう方法を使って連動を目指すのか」でも運用差が発生します。

1年程度の短期であれば大した差にはならないかもしれませんが、10年以上の中長期ともなれば相当な額の差が出る可能性もあります。

難しい場合には深く考える必要はありませんが、できればそのあたりも理解したうえでファンド選びの参考にするのをおすすめします。

全世界株式型でも日本株が除外されているファンドもある

あくまくん
あくまくん
全世界株式型なのに日本株が除外されてるファンドもあるの?
てんしちゃん
てんしちゃん
そうなの!
ベンチマークにする株価指数で除外されてたりするのもあるし、日本株だけを対象にしたファンドも多いというのも理由としてはあるかもね!

また注意が必要なのは、全世界株式型といってもベンチマークとして採用する株価指数によっては日本株が除外されている場合もあるということです。

例えば『eMAXIS Slim 全世界株式型(除く日本)』では、「先進国23か国の中から日本株を除外した22か国」で構成されるMSCIコクサイ・インデックスと新興国から構成されるMSCIエマージング・マーケット・インデックスの2つからなる株価指数をベンチマークとしているので、日本株は除外されたタイプになっています。

「日本株にも投資はしたい!」という方は投資する前に日本株も投資対象なのかを確認しておくとよいでしょう。

おすすめ全世界株式型ファンドベスト3|最後は重視するポイントで選ぼう

今回は2018年6月末時点でSBI証券のつみたてNISAで取り扱いのある全世界株式型ファンドの中から、ランキング形式でおすすめの3つのファンドを紹介します。

ベンチマークとする指数や信託報酬、ファンドの構成内容などから候補となるファンドを選定しています。

1位:eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  • 将来にわたって業界最低水準の運用コストを目指すeMAXIS Slimシリーズ
  • 中長期運用では信託報酬の低さが大きく運用成績に影響を及ぼすため、業界最低水準のコストは魅力大
  • 先進国比率が約8割を占めつつも、テンセントやアリババ等新興国の注目度大銘柄にも投資
  • ベンチマークとの連動性高く、上回る場合も多い
  • 日本株は投資対象外
  • 総合評価
    ベンチマークMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、円換算ベース)
    投資対象外国株式インデックス(MSCIコクサイ)、新興国株式インデックス(MSCIエマージング)
    信託報酬年率0.1534%以内

    目論見書ページSBI証券
    『eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)』は三菱UFJ国際投信が提供するeMAXIS Slimシリーズの1つで、日本株を除く全世界の株式へ投資するファンドです。

    あくまくん
    あくまくん
    先進国と新興国を同じ比率で投資するの?
    てんしちゃん
    てんしちゃん
    いや、あくまでも時価総額の大きな先進国を中心に投資していて、新興国株式も世界的な大企業が中心になっているよ

    日本を除く全世界の株式へ投資する運用商品なのですが、その中身は先進国と新興国を同じ比率へ投資するものではなく、時価総額を基準として「大半を先進国に投資したうえで新興国株式も組み込む」というような形になっています。

    当ファンドの組み入れ銘柄数は、2018年5月の運用レポートによると先進国株式が約1300銘柄、新興国株式は約800銘柄と合計2000銘柄を超える投資先数と非常に分散性は高いファンドになっています。

    新興国株式と聞くと「なんとなく不安定そう」「投資しても大丈夫なの?」というような声も聞こえてきそうですが、新興国株式の組み入れ銘柄上位は中国最大のIT企業・テンセントやアリババ、韓国最大企業のサムスン電子など世界的な大企業がメインとなっているので、”新興国株式”というワードだけで過剰に心配する必要はありません。

    日本株が除外されているという点は人によっては評価は分かれるかもしれませんが、総合的に見れば全世界株式型のファンドでは最も評価できるファンドだといえるでしょう。

    NISA

    2位:楽天・全世界株式インデックス・ファンド

    楽天・全世界株式インデックスファンド
  • 日本を含む全世界の株式市場の動きに連動する成果を目指す
  • 世界最大級の運用会社バンガードが運用するETFを主要投資対象にする
  • 世界47の国と地域、約7,400銘柄から構成されるベンチマークを採用
  • バンガードとの連携でベンチマークにより連動性の高い運用が可能
  • 国・地域別構成比トップ5は米国、日本、英国、仏、中国
  • 総合評価
    ベンチマークFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)
    投資対象バンガード® ・トータル・ワールド・ストックETF
    信託報酬年率0.2396%程度

    目論見書ページSBI証券
    世界最大級の運用会社で、インデックス・ファンドの世界シェアNo.1を誇る「バンガード」が運用する「バンガード®・トータル・ワールド・ストックETF」を実質的な主要投資対象としたファンドです。

    あくまくん
    あくまくん
    このバンガードのETFだからってなにか強みとかあるの?
    てんしちゃん
    てんしちゃん
    世界シェアNo.1のバンガードだからこそ提供できる「それ1つで全世界株式へ投資できる」ETFだけで運用することで、ベンチマークに対して非常に連動性の高い運用が可能になっているんだ

    ベンチマークとしている「FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス」は時価総額加重平均型を採用し全世界47の国と地域、約7,400銘柄で構成された株価指数となっています。

    楽天・全世界株式インデックスではこの指数に連動することを目標にしたバンガードが運用するETF1つだけを実質的な投資対象としているため、限りなくこの指数に近い運用実績となるように設計されています。

    時価総額加重平均型を採用しているため、今後の成長期待も大きい中国など新興国への投資割合は低くなっているあたりはややマイナスポイントになります。

    1位評価のeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)と異なり、日本株も含めて投資対象としているため、日本株へも投資はしたいという方はこの楽天・全世界株式インデックス・ファンドを選ぶと良いでしょう。

    3位:EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド

    EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド
  • 日本を含む全世界の株式市場の動きに連動する成果を目指す
  • 世界47の国と地域、約7,400銘柄から構成されるベンチマークを採用
  • 3つのETFを投資対象として全世界への投資を実現
  • 信託報酬の低さは業界トップクラス
  • 総合評価
    ベンチマークFTSE グローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)
    投資対象(1)シュワブ U.S. ブロード マーケット ETF:50%
    (2)SPDR ポートフォリオ・ワールド(除く米国) ETF:40%
    (3)SPDR ポートフォリオ・エマージングマーケッツ ETF:10%
    信託報酬年率0.150%程度

    目論見書ページSBI証券
    中長期的な運用をする際に、特に重視される「信託報酬の低さ」で他ファンドを凌ぐのがこの「EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド」です。

    あくまくん
    あくまくん
    信託報酬が一番低いなら、これが一番おすすめでも良いんじゃないの?
    てんしちゃん
    てんしちゃん
    3つのETFをあらかじめ決めた割合で組み合わせてベンチマークへの連動を目指す形のファンドだから、他ファンドよりベンチマークに対して連動性がも低いという点でマイナス評価なんだ

    中長期で運用するときにインデックスファンドを用いる場合は将来の運用成績が予測できないため、過去の実績を参考にする場合が多くなるのですが、ベンチマークとの連動性が低い場合にはこの判断が難しくなります。

    インデックス・ファンドの運用実績は直近数年程度しかない場合が多く、判断材料としては該当するインデックス・ファンドが連動を目指す指数(ベンチマーク)の動きが非常に大きな割合を占めることになります。

    そのためベンチマークに対する連動性が高くないファンドは過去の実績等もあまり判断材料としては強くなく、その点が当ファンドのマイナスポイントとして評価しています。

    信託報酬を最も重視したいという場合にはこの「EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド」で良いでしょうが、多少の差を気にしないというのであれば「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」か「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」を選ぶのをおすすめします。

    第一位

    つみたてNISA①全世界株式型編まとめ|日本株の有無でeMAXISか楽天・全世界株式を選ぶ

    • 日本株なしで全世界へ投資する:eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
    • 日本株含め全世界へ投資する:楽天・全世界株式インデックス・ファンド
    • 信託報酬を最重要視する:EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド

    今回は「全世界株式への投資」という基準でつみたてNISAでおすすめのファンドをランキング形式で3つ紹介しました。

    ランキングとしたものの3つそれぞれに異なる特徴があり、それぞれが違う強みを持ったファンドになっています。

    それぞれの強みをしっかりと把握したうえで「日本にも投資したいか否か」「ベンチマークへの連動性が高いものが良い」「できるだけ信託報酬が安いものが良い」というような基準のどれを一番重視したいかを決め、それに基づいて積み立てていくファンドを決めるというような選び方がおすすめです。

    中長期での運用になるでしょうから、しっかりと基準を決めて、後悔のない運用ができるようにしていきましょう。

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