夢の国『ディズニーリゾート』。
今年は、ディズニーランドも35周年ということもあり、「行きたい!」と、計画を立てている人も多いかと思います。
とはいえ、小さい子どもがいるご家庭や、赤ちゃんがいるご家庭の場合は、「子どもが楽しめるか判らないし、行っても大変そう…」と躊躇しているひとも居るのではないでしょうか?
そこで、今回は『ディズニーランド』の子ども連れ、特に0歳~2歳くらいの子どもでも楽しめる方法をご紹介していきたいと思います。

ディズニーランドで小さな子どもでも楽しめるアトラクション
正直なところ、”0歳~2歳くらいの子ども連れでも楽しめる”ディズニーランドのアトラクションというのは多くはありません。
小さい子供の場合には長い時間並ぶという行動についても慣れていないだけでなく、おむつ替えや体調管理、さらに泣き始めた場合の周りへの申し訳なさなどで子どもだけでなく親のほうも心身ともに疲労がたまりやすくなっています。
本来であればストレスなく楽しむためにオススメなのは『ファストパス』なのですが、実際の所ファストパスを利用出来るアトラクションは0歳~2歳ではまだ利用出来ないものがほとんで、それどころかファストパス対象外のアトラクションもその多くは小さな子供連れでは利用できないタイプのものが大半を占めています。
[box04 title=”小さな子供連れでは楽しめないアトラクションタイプ”]
- 利用条件があらかじめ設定されているタイプ
- 利用制限はないが、小さな子ども連れでは避けざるを得ないタイプ
ディズニーランドのアトラクションは利用条件なくとも小さな子連れでは楽しめないものも多い
ディズニーランドのアトラクションは2018年5月末時点で37あるのですが、その中で「補助なしで座れる」「身長制限のクリア」といった利用制限がないもの22アトラクションあります。
制限 | アトラクション |
制限規定なし | オムニバス/ペニーアーケード/ウェスタンリバー鉄道/ジャングルクルーズ/スイスファミリー・ツリーハウス/”アロハ・エ・コモ・マイ!”/ウェスタンランド・シューティングギャラリー/カントリーベア・シアター/蒸気船マークトウェイン号/トムソーヤ島いかだ/イッツ・ア・スモールワールド/シンデレラのフェアリーテイル・ホール/ホーンテッドマンション/ミッキーのフィルーハーマジック/グーフィーのペイント&プレイハウス/チップとデールのツリーハウス/トゥーンパーク/ドナルドのボート/ミニーの家/ロジャーラビットのカートゥーンスピン/スティッチ・エンカウンター/バズ・ライトイヤーのアストロブラスター/ |
補助なしで座れる | カリブの海賊/ビーザーブラザーズのカヌー探検/キャッスルカルーセル/白雪姫と七人のこびと/空飛ぶダンボ/ピノキオの冒険旅行/ピーターパン空の旅/プーさんのハニーハント/モンスターズ・インク”ライト&ゴーシーク!”/ |
身長制限 | ビッグサンダーマウンテン/スプラッシュ・マウンテン/アリスのティーパーティー/ガジェットのゴーゴースター/スター・ツアーズ/スペース・マウンテン/ |
しかし小さな子供連れとなると、条件が決まっていなくとも「大きな音がする」「回転する」というようなアトラクションタイプは必然的に乗れず、楽しめるアトラクションはごく限られたものになってしまいます。
父親・母親・子どもの家族3人でいった場合、アトラクションに乗るなら誰か1人だけになりますし、せっかく小さなお子さんとのディズニーであれば、「人気のアトラクションにどうやって乗るか」ではなく、「人気アトラクションに乗らないからこそできる楽しみ方」でディズニーランドを楽しむのがおすすめです。
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アトラクションがメインではないディズニーは子どもが小さいからこそ味わえる
実はアトラクションがメインにならないディズニーは子どもが小さいとき限定で味わえるような楽しみ方で、子どもが小さい時にこそやってみるべき楽しみ方とも言えます。
ディズニーランドのアトラクションでの身長制限は最大102cmと小学1年生にもなればクリアすることもあって、子どもが小学生くらいになってからのディズニーランドではアトラクションメインでのディズニーになります。
もちろんアトラクションによっては、利用条件もなく「大きな音」や「回転する」というような演出もなく、小さな子どもでも楽しめるアトラクションもいくつもあります。
気を付けたい演出 | アトラクション |
特になし | オムニバス/ペニーアーケード/ジャングルクルーズ/スイスファミリー・ツリーハウス/ウェスタンランド・シューティングギャラリー/カントリーベア・シアター/蒸気船マークトウェイン号/トムソーヤ島いかだ/イッツ・ア・スモールワールド/シンデレラのフェアリーテイル・ホール/グーフィーのペイント&プレイハウス/チップとデールのツリーハウス/トゥーンパーク/ドナルドのボート/ミニーの家/ロジャーラビットのカートゥーンスピン |
大きな音がする | ウェスタンリバー鉄道/”アロハ・エ・コモ・マイ!”/ミッキーのフィルハーマジック/スティッチ・エンカウンター/ |
回転する | アリスのティーパーティー/キャッスルカルーセル/バズ・ライトイヤーのアストロブラスター/モンスターズ・インク”ライド&ゴーシーク” |
怖いキャラクターが登場 | ホーンテッドマンション/ |
今年リニューアルした「イッツ・ア・スモールワールド」、船で旅をする「ジャングルクルーズ」「トムソーヤ島いかだ」などは小さな子供連れでもディズニーの世界を満喫できるアトラクションの代表格です。
他にも、物を使って遊べる2歳くらいならば「グーフィーのペイント&プレイハウス」なども楽しめるかと思います。
こうして小さな子供連れでも楽しめるアトラクションをみると、ファストパスが利用できるものは「イッツ・ア・スモールワールド」くらいとなっています。
なので、まずは「イッツ・ア・スモールワールド」のファストパスを入園してすぐに取っておき、あとは混み具合や子どもの体調に応じてゆっくりとディズニーランドの雰囲気を満喫しながら過ごすのがおすすめです。
こうした小さな子どもでも楽しめるようなアトラクションはディズニーランドの中ではあまり混雑しないタイプのものが多くなっており、「何度も来たことあるけど、このアトラクションはやったことなかった」というものも少なくないでしょう。
小さな子連れでも楽しめるディズニーランドのパレード
ディズニーランドは大人向けに作られたディズニーシーと比べると、子どもも見やい・楽しみやすいパレードが多く用意されています。
パレードではアトラクションの様に並ぶこともなく、かつ楽しい音楽とキャラクター達の可愛いダンスや動きであふれており、小さな子ども達でも楽しくなること間違い無しです。
ショーは一日に2回、午前と午後に行われているので、予定の中にも入れやすく是非一度は見ておきたいパレードです。
もちろん、初めて見る子どもにとってはとても刺激的で、親世代にとっては懐かしい定番の「エレクトリカルパレード・ドリームライツ」も華やかで幻想的なパレードとなっているので、一日の最後に大人もしっかりとディズニーの世界を満喫することができます。
ディズニーランドでゆっくり休憩できるスポット
ディズニーランドには、沢山のレストランやカフェがあります。
しかし休日のディズニーランドの混雑は物凄いものがあり、どのカフェでも混雑しているのでちょっとした休憩だけのために入るのはためらわれます。
しかし、ご安心ください。
ディズニーランド内にはかなり沢山のベンチが置かれています。
なので、天気が良い日ならば子どもがグズったり疲れたと思ったら、混雑しているパーク内でも案外簡単に座ることが出来るのです。
そして、多くの場合がベンチの近くにはちょっとした食べ歩きスナックのお店や飲み物のお店があります。
かわいいチュロスやティポトルタなどを買って、休憩を兼ねたおやつタイムをすれば子どもの機嫌も治ること間違いありません!
さらに、ディズニーランド内には赤ちゃんの食事やおむつ交換・授乳などで利用できるベビーセンターやおむつ替えもできるレストルームなどもいくつも用意されています。
赤ちゃん連れの場合は、そうした場所をうまく利用して細かく休憩を取りましょう。
特にベビーセンターではお湯の提供や電子レンジも用意してあるだけでなく、紙おむつやおしりふき、粉ミルクやベビー飲料なども取り扱っており、小さなお子さんのためのご飯なども用意できるようになっています。
小さな子ども連れでもディズニーランドをストレス無く楽しむ裏技
あまり混雑しないアトラクションを中心にしても、ディズニーランドで縁が切れないのが「並ぶ時間」です。
子連れでのディズニーランドでも、出来るだけ減らしたい・回避したいのがこの「並ぶ時間」でしょう。
アトラクションではファストパスという「並ぶ時間を減らす」制度が作られていますが、その他にもディズニーランドをはじめ、ディズニーリゾートでは「事前予約」で並ぶ時間を無くして楽に楽しめるものがあります。
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「プライオリティー・シーティング」で並ばずに目当てのレストランの座席をゲット!
最初のオススメは、「プライオリティ・シーティング」です。
すべてのレストランで行える訳ではありませんが、パーク内のレストランとディズニーホテル内のレストランのいくつかのレストランが事前に予約をすることが出来るシステムの名称です。
プライオリティー・シーティングを使えばディズニーのキャラクターに会えるシェフ・ミッキーなど人気のレストランにも並ばずに予約した時間で入ることができます。
この予約は、専用の予約サイトにてレストラン利用日の1ヶ月前の同日10:00から利用日の前日20:59まで予約可能で、そこで取れなくても利用日当日の9:00からも予約が可能です。
プライオリティー・シーティングももちろん人気の高い制度なので競争率は激しいですが、対象レストランも多いのでそう難しくはありません。
小さいお子さんがいるのであれば座ってゆっくりとご飯を食べる時間を確保するのも大事ですし、季節によっては店内の涼しい環境で休ませるということも非常に大事ですので、できる限りプライオリティー・シーティングで事前にレストランを確保しておくことをおすすめします。
ピクニックエリアでくつろぎながらお弁当タイムもおすすめ
ディズニーランドではレストランを利用する以外にも、お弁当を持参してピクニック気分でゆったりと過ごすこともできるように「ピクニックエリア」という食事のできるテーブルやイスが設置されたスペースを設けています。
混雑した園内中心部から離れた場所にあり、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりとお弁当を食べたり、休憩したりもできるようなスペースになっています。
人気のショーも事前予約で確実に鑑賞できる席の確保を狙おう
ほかにも「ドリーミング・アップ!」などパレードやショーを見る際も、一部の鑑賞エリアは抽選で場所を取ることが可能です。
こちらは、入園後にスマートフォンまたはトゥモローランド・ホールなどから抽選に参加ができるということなので、是非利用しておきたいですね。
またショー鑑賞券がついたバケーションパッケージを利用すれば確実に観たいショーの鑑賞券をゲットできるので、「どうしても見たいけど、小さい子供もいるから鑑賞席が良い」という方はこうしたバケーションパッケージのプランの利用も積極的に検討することをおすすめします。
まとめ|ディズニーランドなら小さな子連れでのおでかけにも最適
ディズニーランドといえば「人が多い」「混雑が凄い」「ご飯食べるのが大変」という小さな子連れにはあまり良いイメージを持っていない方も少なくなかったのではないでしょうか?
しかし小さな子ども連れでも楽しめるアトラクションやスポットはもちろん、ピクニックエリアの設置や充実したベビーセンター、豊富なおむつ替えできるレストルーム数など小さな子ども連れの方でも満喫できるように心配りされた空間になっています。
自分なりの「子どもが小さいからこそ行くアトラクション・スポット」「子どもがいるからこそする楽しみ方」を見つけて、ディズニーランドでしか作れない子どもとの思い出を作ってみてください!
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