ソーシャルレンディングの教科書

ソーシャルレンディングでリスク分散する4つのポイント|分散投資でリスクを細分化

ソーシャルレンディングは徹底した分散投資で守りながら運用する
【目的別おすすめ資産運用サービス】
あくまくん
あくまくん
ソーシャルレンディング投資って最近注目集めてきてるけど、リスクとかよくわからなくて実際に投資するまではまだいけてないんだよね~
てんしちゃん
てんしちゃん
ソーシャルレンディング投資では意識するのは「分散投資」。「利用する業者」「投資する分野」「投資する案件」「投資に関係する時間」この4つさえ押さえておけば簡単だよ!

これまで資産運用といえば株式投資や投資信託、不動産投資などが主にイメージされるものでしたが、ソーシャルレンディング投資はどちらかといえばその性質は「融資」にも近くリスクやデメリットばかりに目が行きがちでなかなかソーシャルレンディングで投資するというところまではいかないという人も少なくありませんでした。

そこで今回は「ソーシャルレンディング投資するならこのリスクさえ押さえておけば大丈夫」という4つのポイントを解説します。

てんしちゃん
てんしちゃん
ここで紹介するポイントを踏まえて投資すれば大半のリスクは押さえられるはずだよ!



利用するソーシャルレンディング業者は複数に分散させる

ソーシャルレンディングでリスク分散を考えた時にまず初めにやることが「ソーシャルレンディング業者を複数登録して資金を1つに集中させない」ことです。

あくまくん
あくまくん
一番信用できそうなとことか、最大手だけ使ってたら良いんじゃないの?
てんしちゃん
てんしちゃん
ソーシャルレンディングに限らず、資産運用系のサービスは「ここだけ口座開設しておけば」ってところはほとんどないからね!

この「ソーシャルレンディング業者を分散させる」ということには2つの目的があります。

-使うサービスを分散させる2つの目的-
  • ソーシャルレンディング業者自体の問題が起こった場合のリスク回避
  • 投資先のリスク判断に問題があった場合に同じ業者内の他案件でも同様のリスクを抱えている可能性がある

ソーシャルレンディング業者自体の問題が起こった場合のリスク回避

1つ目の「ソーシャルレンディング業者自体の問題が起こった場合のリスク回避」という点については、2018年の始めに起きた国内大手仮想通貨取引・コインチェックで起きた問題が事例としてはイメージしやすいのではないでしょうか。

コインチェックが取り扱う仮想通貨の盗難に端を発し、コインチェックでの各種仮想通貨の送金停止・出金不可などによって仮想通貨市場全体に大きな衝撃を与えました。

このコインチェックという仮想通貨取引所は、国内仮想通貨取引所で最大の利用者数を誇り、「コインチェックだけで取引していた」という人達も少なくないというほど大きな存在でした。

「コインチェックは最大手だから安心」そう信用していた人達はこの事件による取引停止・送金停止・出金停止などにより何か月もの間資金を拘束されるという事態に陥り、結果として多くの資産を失うことになりました。

ソーシャルレンディングの場合には仮想通貨と異なり頻繁な取引が繰り返されるというものではありませんが、万が一の場合には「入金していたお金が動かせなくなる」というような事態も想定しておく必要があり、1つの業者に全てを預けておくのはリスクが高いといえるでしょう。

てんしちゃん
てんしちゃん
「最大手だから安心」みたいなある意味神話を木っ端みじんにしたのがコインチェックの事件だったね。

投資先のリスク判断に問題があった場合、同じ業者の他案件でも同様のリスクを抱えている可能性がある

2つ目はソーシャルレンディング業者の判断した投資案件のリスク判断に対するリスクを分散させることです。

あくまくん
あくまくん
リスク判断に対するリスクを分散…?
てんしちゃん
てんしちゃん
例えば「間違った判断に使った基準を使って、他の案件も判断してて、他の案件も実は危なかったです」みたいなリスクも減らすってことだよ!

ソーシャルレンディングサービスもここ数年で急増し競争も激しくなってきたことにより、各サービスともに投資案件に対するリスク判断は厳しくなってきています。

しかしそれでも「最大手だから」などのような理由で、「利用する業者を1つにする」「特定の業者に資金を集中させる」というようなことを避けるべきでしょう。

例えば貸し倒れや返済遅滞の発生など「業者側の見極めリスク」があるのはもちろんですが、例えば1つの案件でも「担保査定が甘い」「説明が不十分」など業者自体に責任があるような問題が発生した場合には当該業者で取り扱われている案件全てで同様のリスクを抱えている可能性も高まるためです。

そのような事態になった場合、自分が投資している案件には直接関係がなかったとしても、「芋づる式に自分の投資している案件にも問題が発覚するんじゃないか」というようなイライラや不信感で相当のストレスを感じることになるでしょうし、日常生活にも悪い影響を及ぼす可能性も十分にあります。

ソーシャルレンディング業界も既にある程度の規模まで成長し信頼性の高い事業者なども増えてはきましたが、それでもやはり特定の業者に資金を集中させるのはリスクが大きいです。

投資家からの信頼性に応えるために努力を続ける事業者もすでに複数ありますし、あえて1つに集中させるメリットもありません。

どの程度分散させるべきかは運用する資金によるところもありますが、ソーシャルレンディングを資産運用で活用する場合には、最低でも3~5つ程度の事業者に資金を分散させて運用するようにしましょう。

投資する分野の分散|自分の好みにとらわれず、幅広く投資する

あくまくん
あくまくん
「リアルで不動産投資をしたいけど、お金ないから代わりにソーシャルレンディングで不動産投資(だけ)やっていきたい」はだめなの?
てんしちゃん
てんしちゃん
ダメではないけど、せっかく多様な分野にも投資できるんだからいろんな分野に投資してリスクも分散させてたほうが安心だよ

ソーシャルレンディングに限らないことですが、1つの分野に投資していた場合、その分野全体に影響を及ぼす事態が起こった時には投資資金丸っと大ダメージを受けてしまいます。

利用するソーシャルレンディングサービスだけを分散させても、例えば「投資分野を全て不動産だけに集中させる」というような特定の分野への集中投資も避けなければいけません

担保評価のよい案件も多い不動産分野への投資を中心にしたいという場合でも、災害や事故の可能性も踏まえて企業融資型や再生可能エネルギー型、さらに海外の案件にも”広く薄く”でも分散させて投資することを意識して運用するようにしましょう。

もちろんさまざまな分野へ投資することで各分野特有のリスクなどによって損失を受ける可能性も高まりはします。

しかし全体的に見れば広く分散投資することで万が一損失を受けるような事態になってもダメージは分散され、結果として資産保全には効果的な運用法となるでしょう。

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投資案件(ファンド)の分散|細かな投資対象まで分散させる

ソーシャルレンディング投資では、良くも悪くもリターンはある程度投資する前に決まっていて、その多くが年利5〜10%程度の案件です。

既にリターンが決まっている運用法の場合、1つの案件に集中して投資するメリットはほぼありません。

あくまくん
あくまくん
リターンがほぼ決まってるなら、逆に集中的に投資しても良いんじゃないの?
てんしちゃん
てんしちゃん
投資よりも融資に近い性質の運用法だからね。銀行みたいな貸し手になってつもりで考えたら細かく分散させるメリットもイメージできるんじゃない?

例えば株式投資のように大きなリターンも狙えるものに投資する場合にはいわゆる「大きく当てるぞ!」という狙いで1つの銘柄への集中投資も効果的ですが、ソーシャルレンディングの場合には1つの案件への集中投資は
ただリスクが大きくなるというデメリットが大きいです。

てんしちゃん
てんしちゃん
あなたが銀行の融資担当になったつもりで考えてみてください。
てんしちゃん
てんしちゃん
信用度に差のないたくさんの人達が融資をお願いしてきている状況の中、あえて一人にだけ高額な資金の融資をしますか?

そのためソーシャルレンディング業者の分散、投資分野の分散だけでなく、投資案件レベルでも分散して投資していくのがベストな投資方法です。

さらに、一口に不動産分野といっても、その中身は国内のマンションなどの住宅から宿泊施設や商業施設、さらには海外不動産など実にさまざまです。

同じ分野への投資だとしても、そうした細かな案件の違いまで意識して投資ができていれば災害時などでも損失は限定することにも効果が期待できます。

同じ分野への投資をする場合でも、できるだけ案件ごとの重なりがないように意識して投資をしていきましょう。



時間の分散|投資期間と満期まで資金の引出し不可という点を意識する

これまでながながと解説してきた分散投資はソーシャルレンディング投資をするうえでは比較的基本的なポイントです。

それら3つのポイントにプラスアルファで意識して欲しいのが、この「時間の分散」です。

ソーシャルレンディング投資は、その性質上一度投資すると原則満期までは資金を引き上げることができません。

そのため投資期間を考えず、ただ気になる案件に投資していれば「複数の案件で投資期間が重なって良い案件があったのに投資資金がない!」「急にお金が必要になったのに大半を投資しちゃっててどうしよう!」という場合も想定されます。

さらに災害など予測不可能な事態が発生した場合、タイミング悪く投資資金の多くを投入していればそれだけ損失を出す可能性も高まります。

株式投資や投資信託など好きなタイミングで現金に変えられるものの場合にはあまり問題ありませんが、投資したらあとは満期までどうにもできないソーシャルレンディング投資の場合にはできればこの「時間の分散」にも意識をしっかりと向けたうえで投資判断をしていきましょう。

番外編:リスクを減らす方法は複数の投資法との組み合わせがベスト

ソーシャルレンディング投資は分散が大事だということはここまでの解説で十分理解してもらえていると思いますが、投資する上での理想はソーシャルレンディング以外の投資法も組み合わせることです。

あくまくん
あくまくん
ソーシャルレンディングだけじゃダメなの?
てんしちゃん
てんしちゃん
資産運用法にはそれぞれ投資期間に応じた強みとかもあるから、うまく組み合わせれば1つだけで運用するよりも断然有利で、しかも良い成績もあげられるよ

例えばソーシャルレンディング投資では「リスクが限定的・堅実な利回り・一度投資したら放置OK」という特徴がありますが、ロボアドバイザーは「世界への投資が簡単・積立型で中長期で投資・完全放置OK・大きな値上がり益も狙える」というように投資方法によって特徴もさまざまです。

「短期ではソーシャルレンディングで運用し、中期では放置してても自動で運用して必要なときには現金化もできるロボアドバイザーを、老後資金のためのような長期的なものでは確定拠出年金で税優遇も活かして運用する」というように、目的や投資期間に応じてそれぞれ最適な方法を用いて資産運用をしていきましょう。

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ソーシャルレンディングのリスクを減らす4つのポイント:大事なのはとにかく分散投資

-ソーシャルレンディングのリスクを減らす4つのポイント-
  1. 利用するソーシャルレンディング業者は複数に分散させる
  2. 投資する分野の分散
  3. 投資案件(ファンド)の分散
  4. 時間の分散

数ある資産運用の中には、資金の程度や投資期間によっては資金を集中させて投資するのが効果が高い・期待値が高いというものもありますが、ソーシャルレンディングでは良くも悪くも全ての案件でリターンはほぼ確定しています。

そういった性質の資産運用法である以上、不必要にリスクをとって少ない案件に多くの金額を投資してしまうのではなく、「排除できるリスクを可能な限り排除したうえで、少しでも高い確率で利益の出そうな案件に着実に資金を振り分けていく」というのがソーシャルレンディング投資で重要なポイントになります。

しかもこのソーシャルレンディングの排除できるリスクは投資経験者でも投資経験がない人でも大きな差はなく、判断も難しいものではありません

投資を実行する前に、今回紹介したリスクについて少し考えるだけでOKです。

「利用する業者の分散」「投資分野の分散」「投資案件の分散」そしてプラスアルファで「時間の分散」、この4つの分散を意識するだけです。

この4つさえしっかりと押さえておけば、多少の失敗でも大きなダメージなく資産を積み重ねていけます。

繰り返しになりますが、ソーシャルレンディング投資で大事なのは分散です。

多少のめんどくささなら我慢して、「分散だ、分散だ」と呟きながら、一歩ずつ着実に利益を積み重ねていきましょう。

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