空の旅

《搭乗記》ライアンエアーに挑戦!評判最悪?乗り方注意!ウルトラローコストキャリア(ULCC)の実態は?

〈航空会社〉ライアンエアー(RYANAIR)

〈搭乗日時〉2017/01/17 13:30発

〈運賃〉¥6,511(+15kgの預け荷物代含む)

〈評価〉★★☆☆☆

今回は格安中の格安で航空券を提供しているライアンエアーの体験記です。

あまりの安さにどの空港でも乗客は溢れ、その人気に就航地域は補助金を出して新路線や就航継続に頭を下げる航空会社です。

あまりに安いチケット代に反し、厳しい制限による追加料金で泣く人も少なくない…

そんなライアンエアーに初搭乗しました。

あくまくん
あくまくん
乗る瞬間までドキドキしっぱなしだったよ!

Ryan Air(ライアンエアー)ってなに?超格安ウルトラLCC

シェーネフェルト空港@ベルリン
ライアンエアーはアイルランドを本拠とし、世界最大の国際旅客数を誇るローコストキャリア(LCC)です。

LCCの中でもさらに料金を低価格に設定し、自社をウルトラローコストキャリア(ULCC)と自称しています。

ライアンエアーは競合他社よりも安い金額で提供するため、他のLCC各社も大都市から距離がありすぎて敬遠するような空港に多く離発着しています。

そのため一部の空港では”ライアンエアーしか就航していない”という空港も存在しています。このような空港では、ライアンエアーは空港使用料等の費用低減や新規路線開拓にあたってはライアンエアーに対する自治体からの補助金の拠出を就航させる条件とすることで、就航コストの削減及び回収を図っています。

一方、ライアンエアーは搭乗者に対しても他のLCC以上に厳しい制約を設けることでも有名で、”チケット代は断トツで安い”ですが”その他のサービスは全て超お高い”航空会社でもあります。

チケット代はULCCといっても納得するほど安いため、就航先との厳しい条件交渉と利用客に対するチケット代以外の付加料金が経営の根幹を成しており、例えば手荷物の重量制限オーバーは1kg当たり20ユーロの追加料金が課されます。

荷物が多くなる長期旅行者にとっては利用しづらい航空会社であることは間違いないですが、予約先や予約のタイミングによっては私のように15kg分の受託手荷物くらいであれば他社よりも安く利用することもできますし、”欧州に長期滞在する中で他の国にも気軽に旅行してみたい”という方であれば真っ先に利用候補にあがる航空会社であることは間違いないでしょう。

チェックイン~搭乗@ベルリン・シェーネフェルト空港

ライアンエアーは航空券の安さからも想像できるように、格安ゆえに空港までのアクセスが良くなかったり遠かったりする空港に就航することが多いです。

今回は出発地のベルリンにはベルリン・テーゲル空港としぇーネフェルト空港という2つの空港が存在します。(2020年頃にはテーゲル空港とシェーネフェルト空港の一部が閉鎖され新空港が開港予定)

テーゲル空港はベルリンの中心地に近い場所という利便性の良さもあり、数多くの航空機の離発着しています。

一方シェーネフェルト空港はベルリン市内から電車で40分ほどの場所という、ベルリンの中心部からは離れた場所にあります。

テーゲル空港に比べて利便性に劣るため恐らく使用料等も安く、ヨーロッパに就航する多くのLCCが乗り入れていました。

あくまくん
あくまくん
ライアンエアーももちろんシェーネフェルト空港を利用するよ!

ライアンエアー注意点①:離発着する空港⇔目的地までのアクセス方法

離発着する空港-目的地のアクセスが大変
ライアンエアーを利用する際に注意しなければいけないことはいくつかありますが、まず1つ目が、「離発着する空港から目的地までのアクセス方法」です。

今回ベルリン-ヴェネツィア間ではまあよかったのですが、ライアンエアーは「航空券を安くする代わりに僻地の空港もバンバン使う」というスタンスの航空会社になります。

そのため、海外格安航空券予約サイト-skyticket.jp-などのチケット比較サイトで単純に都市名だけ入力して空港の場所を確認せずに予約すると大変なことになりかねません。

あくまくん
あくまくん
「え、ここ…目的地の隣の都市じゃない?」
てんしちゃん
てんしちゃん
「行きたい街ここから電車使って2時間かかる…」

とかも全然あります。

「なんでこんなに安いのか?」

その理由を考えれば察しがつくでしょうが、「安い使用料の空港を使って費用を削る」ことはもちろん、「他の航空会社だったら乗り入れないような地域の空港まで就航させてその地域から補助金をゲットしている」から驚くほどの低価格が実現しているんです。

なので「出発空港・到着空港⇔目的地までのアクセス方法」を必ず確認のうえ、利用しましょう。

あと、「到着空港から目的地までの交通費」のチェックも忘れずに。

あくまくん
あくまくん
「空港から目的地までの交通費入れたら他の航空会社より高くなった」なんてこともライアンエアー初心者によくある話…

ライアンエアー注意点②:搭乗券の印刷必須

 搭乗券の印刷忘れは 最悪搭乗不可!

ライアンエアーを初めて利用する人にありがちなのが「搭乗券の印刷忘れ」です。

ライアンエアーでもオンラインチェックインは導入されています。

てんしちゃん
てんしちゃん
オンラインチェックインしたのに搭乗券の印刷が必要なの?

そんな方もいるでしょう。

そうなんです、ライアンエアーではオンラインチェックインしたのに搭乗券の印刷が必須なんです。

ライアンエアーでは、「オンラインチェックインしたのに搭乗券の印刷が必須」ということを知らず・気づかず空港に行き、ライアンエアーの場合「罰金60ユーロ」を支払わなければならなくなったという人も珍しくありません。

私が利用したときも初めて利用するのであろうカップルが「オンラインチェックインしたし搭乗券なんていらないでしょう!?」っとカウンターのお姉さんとややもめ気味でした(笑)

あくまくん
あくまくん
結局はしぶしぶ罰金払って印刷をお願いしてたよ(笑)

オンラインチェックインしたのになんで搭乗券が必要なんでしょうかね?

恐らく、その理由のひとつがライアンエアー独自制度である「VISA CHECK」ではないでしょうか?

ライアンエアー注意点③:独自制度「VISA CHECK」

ライアンエアー搭乗券赤丸がVISA CHECK完了のスタンプ

この「VISA CHECK」とは、EU市民でない全ての搭乗客に必須の手続きで、ライアンエアーのチェックインカウンターで搭乗券とパスポートの本人確認をして、搭乗券にスタンプを押してもらう手続きです。

これは「乗客が到着地で入国拒否となった場合に航空会社負担で出発地に連れて帰る」というルールがあり、このリスクを減らすための取り組みのようです。

ライアンエアーではこのスタンプが押されていない場合、搭乗口での搭乗券確認の際にスタンプがないことを見つかったら搭乗拒否となります。

あくまくん
あくまくん
「あとは乗るだけ」となってもスタンプなければ搭乗拒否されるよ!

チェックインカウンターは飛行機ごとに決められた時間にしか開きませんが、「VISA CHECK」の場合はいつでも受けることができるので、早めについた場合には先に済ませておきましょう。

ライアンエアーは非常に人気があり「VISA CHECK」だけでも結構並部ことになってしまう可能性が高いです。

ライアンエアー注意点④:持ち込み荷物のチェックが厳しい

ライアンエアーのチェックインカウンター

LCCはどこも手荷物に関しては一般航空会社よりもシビアですが、ライアンエアーは特にシビアで有名です。

規定のサイズよりも大きいような荷物を持っていた場合には呼び止められ、サイズ確認をさせられます。

持ち込み荷物の規定サイズと数量
  • 1つめ:55 x 40 x 20 cm以下
  • 2つめ:35 x 20 x 20 cm以下

サイズが規定よりも大きい場合には受託手荷物として預けなおして、追加料金を支払わなければならない場合もあります。

そのため、他のLCCを利用する場合には見ないくらいの頻度でサイズチェック用のカゴに荷物を入れたり出したりしている人を見ると思います。

あくまくん
あくまくん
高確率で荷物と格闘している人がカウンター横でみられるよ!

ライアンエアー注意点⑤:ターミナル↔飛行機間は徒歩

ライアンエアー機体①

地方空港を使うことが多いライアンエアーなだけあって、ターミナルから飛行機、飛行機からターミナルの移動は基本的に徒歩です。

みんなでつらつらと歩いていきます。

ここで気をつけておかなければいけないのは、座席の位置です。

乗り込む際は前後の扉から分かれて乗りますが、通路が狭いぶん、「前目の席なのに後ろから乗った」「後ろめの席なのに前から乗った」場合にすれ違うのが大変です。

基本的に乗客のほとんどの人が少しでもチケット代を安くするために預け荷物なしの手荷物だけでの利用なので、通路を余計に狭くなります。

そんな中をひとり逆走するのは相当大変です。

あくまくん
あくまくん
周囲の目も痛いので気を付けましょう!

座席スペース:ライアンエアーは座席ポケットすらない

ライアンエアー座席

座席はもちろん狭いですが、そこは欧州の航空会社だけあってか座席のスペースも欧州サイズに合わせてあるようで、日本人の標準体型程度であれば問題ありませんでした。

気持ち東南アジアのLCCよりもゆとりあるようにも感じた気もします(周囲のきつそうな感じとの比較でそう感じただけかも?)

これまではLCCの場合でも機内販売の雑誌などは置いてあることがほとんどでした。

しかしライアンエアーの場合にはテーブルや機内販売のパンフすらなく、そのため雑誌やパンフを入れる収納スペースもありませんでした。

てんしちゃん
てんしちゃん
ここは清掃やパンフ入れ替え等にかかる経費削減かな?

収納のスペースがないため、普段ならこのスペースに置いてある「緊急避難時の注意書き」のチラシのようなものはなく、代わりに前の座席部分に直接書いてありました(笑)

ライアンエアー座席②

ただ経費削減とかを厳しくしているわりに、エアアジアのように「荷物収納スペースに広告を貼る」というようなことはされておらず、「あれ?」と思いました。

ここまで経費削減して、しかもこれだけ人気なら広告も簡単に集まるだろうと思うのですがなんでですかね?

ライアンエアー機内

謎です。

機内サービス:ライアンエアーにサービスなどない

あくまくん
あくまくん
「機内サービスなど何もない」

以上です(笑)

総評|評判が酷すぎて逆に酷さを感じにくいLCC

ライアンエアーからの眺めライアンエアーから望む景色(ベルリン→ヴェネツィア)

ライアンエアーはやはりチケット代だけみると他社を圧倒する安さで、ウルトラローコストキャリア(ULCC)を自称するだけのことはあります。

ただ、トータルでみてみると必ずしも安くなるとは限らないところもありますし、安くなっても「安くなった効果以上に時間がかかる」ということも珍しくありません。

そのため、利用する際には必ず「出発・到着空港の場所の確認、到着空港から目的地までのアクセス方法とその料金」を確認することは必須です。

また、荷物が多い場合にも受託手荷物の費用などが高めとなるので、その場合にはおすすめしません。

ただ「ヨーロッパにある程度の期間滞在していて、周辺国もいくつか見て回りたい」というような方の利用であればライアンエアーは最適な選択肢の1つになりうると思います。

ヨーロッパの人達の利用の多さがそれを裏付けていると思います。

「安いけど癖の強い」ライアンエアーですが、しっかりと注意点を気にしていれば料金も格安で利用できる素晴らしい航空会社でした!

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