確定拠出年金の教科書

【個人年金と確定拠出年金の併用?違いを徹底比較】保険屋に聞いて併用を辞めた私がイデコのみを選んだ理由

【目的別おすすめ資産運用サービス】
あくまくん
あくまくん
老後の年金がちゃんと貰えるかわからないっていう話を最近良く聞いてて、個人年金保険かiDeCoを始めようかと思ってるんだ
てんしちゃん
てんしちゃん
年金不安も囁かれてるし、自分である程度の資金を確保できるようにするのは良いことだね!
あくまくん
あくまくん
でもどっちで運用するのが良いのか、併用するのが良いのかとかまったくわからないんだ…
てんしちゃん
てんしちゃん
それじゃあそんなあくまくんのためにも今回は個人年金保険とiDeCoの比較や併用、具体的な運用についてわかりやすく解説していくね!

老後資金の形成を目的とした資産運用法として、超長期的な期間での運用を前提としたものには確定拠出年金(通称:iDeCo)のほかに個人年金保険が挙げられます。

そこで確定拠出年金と個人年金それぞれのメリット・デメリットを比較し、おすすめの運用法について紹介します。

個人年金保険|年換算の利回りは低く、インフレにも弱い

てんしちゃん
てんしちゃん
個人年金保険は、満期までの利回りが運用開始時で確定してる分資金計画が立てやすい方法なんだけど、利回りが年率1%程度と低くめに設定された商品なんだ!

確定拠出年金(iDeCo)も個人年金保険も老後資産の形成を目的とした仕組みとなっています。

そのため原則60歳までの引き出しはできないという点では共通していますが、その中身については大きく異なっています。

ここでは個人年金保険に加入するメリット・デメリットについて解説します。

-個人年金保険まとめ-
  1. 満了まで払い込みで元本割れなく、原資比+20%程度での運用も可能
  2. 加入時に払戻率確定で老後資産の計算がしやすい
  3. 積立労力に対して年換算1%前後と利回りの魅力少ない
  4. 確定拠出年金の「掛金全額所得控除対象」に比べると税控除の魅力劣る
  5. 加入後は必ず毎月積み立て続ける必要あり
  6. 解約の時期によっては大幅な元本割れも

個人年金保険に加入する4つのメリット|払戻率確定の堅実性が魅力

個人年金、確定拠出年金の併用はあり?個人年金は確実な運用が魅力だが、利回りの低さに不満

個人年金保険とは、民間保険会社が提供する保険の一種であり、一定期間保険料を積み立てることで、所定の年齢から年金を受け取ることができる貯蓄型の保険です。

あくまくん
あくまくん
定期預金なんか使って貯蓄するのとどう違うの?
てんしちゃん
てんしちゃん
今は銀行の金利なんて定期預金でも0%に近いけど、個人年金なら年率1%程度のものも多いんだ!
だから老後資産としてただ銀行口座に寝かせておくだけよりは大きな利回りが狙えるね!

加入期間や何歳から受取りを開始するかなどにより、年金として払戻率が変わります。

個人年金保険では加入時に利回りが確定しているものがほとんどで、「投資には抵抗があるが、銀行に預けて眠らせるだけというのも将来が心配」という方に人気のある保険です。

-個人年金保険のメリット-
  1. 満了まで払い込めば原則元本割れなく運用ができる
  2. 加入時に払戻率が確定するため老後資金の計算が立てやすい
  3. 加入後は半強制的に積立て続けなければならないため、貯蓄が苦手な人でも老後資金を確保しやすい
  4. 年最大4万円の所得控除と年最大2.8万円の住民税控除が受けられる

加入段階で払戻率が決定し、払込み総額と受取り総額が確定するというのが個人年金保険に加入する最大のメリットです。

また加入後は毎月必ず積立し続ける必要があり、貯蓄が苦手というような方でも着実な老後資産の形成が可能な仕組みとなっています。

「投資は怖いし元本割れは嫌」」「貯蓄は続かないから半強制的に貯蓄作れる仕組みが欲しい」という方にはおすすめな商品だといえます。

個人年金保険に加入する4つのデメリット|積立労力比での利回りの低さ

個人年金保険のデメリット
  1. 得られる利回りが年換算1%程度と低い
  2. 最大30年~40年と長期で支払い続ける必要がある
  3. 変額年金等の場合には元本割れの可能性もある
  4. 十数年までは払い込み続けないと中途解約した場合に元本割れになる

一方で個人年金における大きなデメリットが満期を迎える60歳までの長期間継続して一定額を払い込みし続ける苦労がありながらも利回りは低いという点です。

あくまくん
あくまくん
長期間必ず払い込み続けなきゃっていうのは大変だなあ…
てんしちゃん
てんしちゃん
それでも銀行口座に入れっぱなしにしておくよりは満期時点で100万円単位で運用での差がついてる場合もあるから、悩みどころではあるね

これは、個人年金はあらかじめ払戻率が決定し元本割れもないという金融商品のため、1年あたりの年利で換算すると1%程度と低利での運用になることが理由です。

そのため老後資産として大きな利回りを得たいと考えている人には向きませんが、「確実に老後資産を確保するのが第一で、利回りは二の次」というような場合にはおすすめできる資産運用法ともいえます。

ただしやはり資産運用としては長期間の運用に対して利回りが低いという点は拭えず、加入前にしっかりと老後に向けた資産のシミュレーションを行っておくのがいいでしょう。

確定拠出年金(iDeCo)|大きな利回り狙える+掛金全額税控除対象で節税効果大

-確定拠出年金(iDeCo)まとめ-
  1. 掛金全額が所得控除の対象で節税効果大
  2. 運用益は通常20.315%の課税に対し確定拠出年金なら非課税
  3. 運用方法次第では非常に大きな運用利回りも可能
  4. 運用方法次第で低利回り・元本割れの可能性あり
  5. 口座開設料など各種手数料が必要

確定拠出年金とは、個人年金保険のように毎月一定額を積み立て、株式や債券等から自己で運用商品を選んで老後のための資産を運用する制度です。

確定拠出年金では運用する商品を元本変動型・元本確定型の中から自分自身で決定することができるという点で個人年金保険と大きくことなります。

あくまくん
あくまくん
自分で運用する商品選ぶって素人には難しすぎない?
てんしちゃん
てんしちゃん
おすすめの運用商品は限られてるし、運用状況の確認も年1回程度だけで基本的には放置でもOKだよ!

2017年1月から基本的にすべての人が加入できる制度へと生まれ変わりました。

個人年金保険が「堅実性が高い代わりに利回り低い」という仕組みとなっている一方で、確定拠出年金(iDeCo)では「堅実性は自分次第、運用利回りも自分次第」という仕組みとなっています。

そのため運用方法や引き出すときの市況によっては運用利回りが個人年金よりも低くなる・元本割れする可能性もありますが、運用商品の選定や節税効果によって誰もが個人年金保険よりも非常に大きなメリットを受けられる可能性がある仕組みとなっています。

てんしちゃん
てんしちゃん
株式投資の場合には長期での運用になるほど値動きによるリスクは低減されるから、できるだけ早く運用を始めるのがいいよ!

確定拠出年金(iDeCo)の3つのメリット|運用益少なくても節税効果が大きな魅力に

個人年金と確定拠出年金の併用はあり?確定拠出年金は大きな利回りが狙える魅力があるが、受け取るタイミング次第では大きなマイナスも
確定拠出年金のメリット
  1. 運用益が非課税
  2. 確定拠出年金の掛金全額が所得控除の対象になる
  3. 運用商品を自身で決定するため、大きな利回りを得られる可能性もある
  4. 積立がキツイときには引き落とし口座残高さえ操作すれば積立しないことも可能

確定拠出年金は投資信託を中心とした様座な種類の運用商品から自分自身で運用するものを選ぶため、元本割れの可能性があるものの大きな利回りも期待できる仕組みとなっています。

確定拠出年金では長期間で毎月一定額を積み上げていくいわゆるドルコスト平均法での運用となることもあり、比較的安定的な運用が可能になっています。

てんしちゃん
てんしちゃん
毎月金額を基準とした買付をするから、購入期間中の平均建て単価は運用期間が長くなればなるほど安定した線を描くようになって運用自体も安定さを増していくんだ!
あくまくん
あくまくん
なんで金額を基準とした買付で平均建て単価が安定してくるの?
てんしちゃん
てんしちゃん
簡単に言えば、安い時に多く買って高い時には少なく買うんだ。だから運用期間が長期になるほど平均建て単価でみれば安定的な線を描くようになるんだよ!

さらに通常であれば確定益に対して20.315%の課税がなされるのですが、確定拠出年金での運用分であればこの運用益に対する税金も非課税となっており、リスクを取って得た利益に関してはしっかりと手に入れられる仕組みとなっています。

大きな運用益が望めたり運用益が非課税であったりという点も確定拠出年金をすすめる大きな理由となりますが、特に掛金全額が所得控除の対象となり節税効果が非常に高いという点も非常に大きな魅力となっています。

生命保険料控除が受けられる個人年金の場合、年間控除額は所得税で40,000円、住民税で28,000円が上限となっている一方、確定拠出年金(iDeCo)では掛金全額が所得控除の対象となっています。

運用益に関してはその時々の株式市況などの影響を受けてしまいますが、この節税分に関しては運用収益に関わらず誰もが確実に得られる利益となっています。

あくまくん
あくまくん
個人年金とiDeCoではそんなに所得控除対象額が違うんだね!
てんしちゃん
てんしちゃん
そうなの!そしてこれが20~30年と続けば個人年金とiDeCoの節税額差だけで相当に大きな金額差が生まれてることになるんだよ!
年間24万円積立(2万円/月)の場合所得控除額住民税控除額
確定拠出年金(iDeCo)240,000円
個人年金(生命保険料控除対象)40,000円28,000円

また、個人年金保険の場合には毎月一定額を必ず払い込む必要がありますが、確定拠出年金の場合には払い込みがキツイ場合には年に1度ですが払込金額の変更もできるほか、引き落としされる口座から資金を抜いておけばその月の分の積立はキャンセルという形でも対応できるという点も魅力の1つとなっています。

確定拠出年金には債権など中心にした元本確保型の運用商品もあるため、「運用による元本割れリスクはとりたくない」という方でも加入すべきといえるほど大きな魅力のある仕組みとなっています。

あくまくん
あくまくん
元本確保型なんてやつもあるんだね!
てんしちゃん
てんしちゃん
長期運用なら株式型での運用が良いけど、値動きがどうしても不安・怖いという場合には元本確保型を使うと良いよ!

確定拠出年金の5つのデメリット|メリットに比べると小さなデメリット

確定拠出年金のデメリット
  1. 運用方法次第で元本割れの危険性がある
  2. 口座開設手数料の他、毎月手数料がかかる
  3. 現在は凍結されている特別法人税が課税される可能性がある
  4. 60歳までは原則解約不可
  5. 年1回しか積立額の変更できない

もちろん確定拠出年金にも複数のデメリットが存在しています。

しかし先に結論から言ってしまえば、確定拠出年金はデメリットよりメリットのほうが圧倒的に大きく、デメリットを理由として確定拠出年金での運用をやらないということはないでしょう。

あくまくん
あくまくん
言い切っちゃっていいの?
てんしちゃん
てんしちゃん
節税効果は確定拠出年金が圧倒的だし、株価変動とかでの損失が怖いなら元本確保型もあるからね!払い込みの労力的にもiDeCoがいいね!

例えば元本割れが心配な方の場合には元本確保型の商品で積立し、確定拠出年金の節税効果だけしっかりと恩恵を受けるという方法も可能です。

将来の運用益だけでなく今の大きな節税効果も見込めるとあって、資産運用を考えている方はまずここから始めましょう。

個人年金保険と確定拠出年金(iDeCo)の併用はあり?なし?→なし!併用するならその他運用法と

個人年金と確定拠出年金の併用はあり?
てんしちゃん
てんしちゃん
結論としては併用せず、iDeCoだけでの運用で良いね!

個人年金保険と確定拠出年金はともに老後資金を前提とした資産運用法という共通点がある一方、運用自体のタイプとしては確定型と変動型と正反対の性質のものになっています。

「個人年金保険と確定拠出年金のどちらに加入すべきか?」

「性質が違うなら併用したほうが良いの?」

「併用しておけば将来の資金は安心なの?」

確定拠出年金と個人年金は知識のない方にとっては違いがわかりにくいこともあり、こうした疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

しかし個人年金保険とは併用せず確定拠出年金だけでの運用をおすすめします。

個人年金保険と確定拠出年金を比較すれば、大きな運用益も望めるという点や節税効果の大きさで確定拠出年金での運用をおすすめします。

あくまくん
あくまくん
でもやっぱり運用商品をうまく選べるかは不安があるなあ
てんしちゃん
てんしちゃん
おすすめの運用商品も紹介・解説してるからそっちを確認してくれたら大丈夫だと思うよ!

やはり個人年金保険の場合には長期間にわたって毎月必ず払い込みし続けるということも大きな負担となりますし、その負担に対しての運用利回りが年1%程度と非常に低く、見合わない資産運用だといえます。

確定拠出年金での運用の場合、元本割れの可能性はあるといってもドルコスト平均法での積立投資という形での運用になり比較的安定的な運用が可能であり、さらに60歳の満期時までに相当額の節税効果も見込めるという点でも非常に大きなメリットがあります。

確定拠出年金は個人年金保険同様に最短60歳までは引き出すことも不可能なので貯蓄性も高く、老後資産の形成という点では確定拠出年金が最もおすすめできる資産運用法です。

確定拠出年金であれば結婚・出産等の生活環境の変化で掛金が苦しくなっても掛金の変更や”今月はちょっと積立をしない”という選択肢をとることも可能です。

個人年金保険への加入も検討している方は、個人年金保険と確定拠出年金の併用ではなく、確定拠出年金をしっかり満額掛けて運用することを心がけましょう。

あくまくん
あくまくん
「確定拠出年金に加えて資産運用をしたい」「もう1つか2つ積立系の資産運用をしておきたい」という場合はどうしたらいいの?
てんしちゃん
てんしちゃん
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