仮想通貨の教科書

【二段階認証が解除できない?】仮想通貨取引所に入れない?盗まれるより高確率なミスを防ぐ設定方法解説

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仮想通貨投資を始めた人の中には、二段階認証という仕組みに初めて触れる人も少なくないのではないでしょうか。

二段階認証は確かに手間に感じる操作であるものの、自分の保有する仮想通貨をハッキングなどの危険から守るためには必要不可欠な仕組みです。

しかし、自分の保有する資産を守るための二段階認証も、注意しておかなければあなたが永遠に引き出せない資産と化してしまうことを知っていますか?

今回は二段階認証について紹介しながら、仮想通貨投資初心者の方が陥りやすい「二段階認証の盲点と対策」について解説します。

仮想通貨を守るために必須の二段階認証

二段階認証とは、その名の通りパスワードに次ぐ2段階目の認証システムです。

わかりやすくいえば、銀行などで用いられるようになったワンタイムパスワードのようなものです。

自分で設定したパスワードだけではハッキングされる可能性があるため、30秒ごとに変更されるアクセスキーによってもアクセスの有効性を確認する仕組みです。

これはログアウトするたびに入力を求められるため面倒に感じる人も多いかもしれませんが、自分の仮想通貨を取引所などに置いている場合にはその資産をハッキングなどから守る唯一の手段になるので必ず設定は必要です。

2017年にはTwitter上でも二段階認証しておらず、”朝起きたら仮想通貨がすべてどこかのウォレットに送金されていた”という事例も発生しています。

仮想通貨は一度送金されてしまうと100%取り返すことはできません。

仮想通貨投資をするうえで最低限の自衛のためにも二段階認証は登録後すぐに設定しましょう。

二段階認証アプリAuthenticatorとは

二段階認証で最も利用されているのがGoogleの”Authenticator”です。

これはiOS版でもAndroid版でも提供されている二段階認証アプリで、国内外問わずほぼ全ての取引所で利用できる二段階認証アプリです。

国内取引所ではZaifなど一部の取引所では『Authenticator』以外にも国内企業が提供する『IIJ SmartKey』や『Authy 2 -Factor Authentication』、『Auth2』などが利用可能ですが、coincheckや世界最大の取引所でもあるBINANCEではGoogleの『Authenticator』のみとなっているので、これが最も利用されている二段階認証アプリとなっています。

そのため今回は『Authenticator』に沿った解説を行っています。

二段階認証の落とし穴-機種変更でアクセス不可に-

繰り返しになりますが、仮想通貨投資を行う上で二段階認証は必須の設定です。

これは仮想通貨の性質上、ウォレットなどから不特定多数の人にコインを送金することが可能なため、ハッキングされた場合には資産の保護がほぼ不可能になるためです。

しかしもう一つ、仮想通貨という資産を保護するためにハッキング以外にも注意すべきことがあります。

それが”機種変更や端末の故障、アプリのアンインストールにより二段階認証アプリの起動が不可能になること”です。

二段階認証を設定している場合、この”機種変更”や”端末の故障”、”二段階認証のアンインストール”によって取引所/ウォレットにアクセスできずに仮想通貨を失ってしまうというケースがハッキングにより資産を盗まれるよりも可能性としては高くなります。

二段階認証は、機種変更の時に行うバックアップなどではアプリ自体のみの引継ぎで、各取引所毎に設定したアクセスキーなどは引き継がれません

そのため「アプリはバックアップしたし大丈夫だろう」などと考えて何も対策をとらずに機種変更をした結果、取引所にアクセスできなくなるという事態も十分に考えておくべきでしょう。

「スマホを落としてしまい、電源が入らなくなってしまった」

「タッチパネルが正しく反応せず、二段階認証アプリを起動できない」

「二段階認証の設定をしたまま機種変更をしてしまった」

「間違えて二段階認証アプリをアンインストールしてしまった」

せっかく仮想通貨が盛り上がりを見せていても、こうした少しのミスであなたの資産が泡と消えるかもしれません。

それどころか、あなたが既に仮想通貨の含み益を利益確定していた場合には、資産を引き出せないにもかかわらず最大税率55%にもなる税金だけ支払う羽目になるかもしれません。

機種変更で仮想通貨を失わないための2つの対処法

こうした二段階認証によって仮想通貨を失うことがないように、必ず対策を講じましょう。

今回は2つの対策を紹介します。

1.複数端末で二段階認証を設定する

2.二段階認証を手動認証する場合に用いるキーを保存しておく

対策①複数端末で二段階認証を設定する

最も簡単な対策が、この「複数端末で二段階認証を設定する」方法です。

二段階認証を設定する際、多くの人がQRコードを読み取る形での設定を行うのではないでしょうか。

スマホやタブレットなどの端末を複数保有している人は、複数端末でGoogleの『Authenticator』をインストールし、”同じQRコードを読み取って”二段階認証を設定しましょう。

同じQRコードを読み込ませることで、複数端末で二段階認証のアクセスキーを利用することが可能になります。

1つの端末を機種変更をした場合や端末の紛失、損壊などでも取引所へのアクセスが可能ですし、新規で端末を購入した場合には一旦二段階認証の設定を解除して設定しなおすということも可能です。

今のところ端末は1つしかもっていないという人でも二段階認証は仮想通貨投資を行う上では不可欠です。

二段階認証アプリのみ利用できればいいので高機能の端末などは不要ですし、テザリングができればアプリのダウンロードも可能なうえ、Wi-Fiが拾えるところで作業すればテザリングができなくても設定可能です。

アクセスできなくなるというリスクを減らすためにも、数千円の出費は惜しまずに複数端末を用意することをおすすめします。

対策②二段階認証を手動認証する場合に用いるキーを保存しておく

もう1つの方法が、二段階認証を設定する際に手動入力で用いる16桁の認証キーを保管しておくことです。

複数端末が設定時に手元になくとも、二段階認証を設定したときの16桁の認証キーを入力することで設定時と同じ認証キーが発行されるようになります。

この16桁の認証キーさえ保管しておけば、スマホを紛失したような場合でも『Authenticator』に手動でこの認証キーを入力することでアクセスは可能になります。

ただし、このアクセスキーが漏洩してしまえば意味がないので、保管する場合にはUSBメモリに保管するなど常にオンライン環境にはない状態にしての保管をおすすめします。

まとめ|アクセスできなくなってからでは遅い!二段階認証対策も必ずしよう

仮想通貨投資で一番の敵はハッキングだと思っている人も少なくないでしょう。

しかし、もっとも身近な危険は”二段階認証設定によるアクセス不可”という可能性です。

仮想通貨という資産を守るためにした行動が、結果的に自分の資産へアクセスできなくなってしまっては元も子もありません。

仮想通貨投資を始める場合には必ず、
①複数端末で二段階認証設定を行う
②二段階認証設定時に出てきた16桁の認証キーを保管する

この2つの対策だけは必ず行い、自分の不注意で仮想通貨を失うリスクを排除しておきましょう。

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